地理の授業ネタ アンティポデス諸島

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授業ネタの動画投稿のお知らせ:地図 、オセアニア

 sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。

 今回は、高校地理・中学地理の「地図」「オセアニア地誌」などで扱うと効果的な小話です。地理総合の大項目A「地図や地理情報システムで捉える現代世界」のテーマや、 地理探究の大項目B(2)「現代世界の諸地域」のテーマ などでも活用できそうです。

実践の概説

 地球上の陸地が最もたくさん映る「陸半球」の中心は、フランスのナント付近。それでも陸地と海洋の比率は1:1ですが。そして、海洋が最も広く映る「水半球」の中心は、ちょうどその対蹠点、ニュージーランド沖のアンティポデス諸島です。

 アンティポデス、という名前が既に「対蹠点」の意味。英単語を分割して知識を広げましょう。「アンチ〇〇」なんていう言い方があったりするのでこちらはイメージが付きやすいです。では後ろのポデスは?

 これも、対蹠点の「蹠」の字が、足偏であることが関係してきます。足に関する英単語で、pから始まるもの、生徒も結構思いつくかも。クイズでよくあるあの言葉も関係するので、ついでに手に関する英単語も見てみて……と、どんどん横道に逸れていけそうです。

 時間数との兼ね合いはありますが、こういう科目を横断した横道の話こそ、生徒の頭に残ったりするものです。授業中の話し方や板書の様子を直接感じていただける動画をアップロードしていますので、こちらからぜひご覧ください。

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