地理の授業ネタ マゼランと「太平洋」

マゼランの船 授業ネタ
画像出典:photo by Kevin Dooley
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授業ネタの動画投稿のお知らせ:「地図」「気候」

 sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。

 今回は、「地図(地図の歴史と変遷)」あるいは「気候」で扱うと効果的な小話です。中学社会でも「世界の姿」などで使えます。地理総合における大項目A(1)「地図や地理情報システムと現代世界」や、地理探究における大項目A(1)「自然環境」でも活用できそうです。

実践の概説

 世界の認識は、様々な探検家の活躍によって広げられてきました。アメリゴ=ヴェスブッチの名からとられた「アメリカ」や、タスマン海峡、クック海峡など、偉大な探検家は地名に名を残すこともあります。そんな人物の一人に、世界一周を成し遂げた(途中からは部下が引き継ぎ)マゼランが挙げられます。

 名を残す南米最南端の海峡は、風を遮る陸地がほとんどないため、偏西風が暴風となり、流氷も多く、非常に危険でした。300名近くいたマゼランの船団も半数近くはこの地域で沈没したと言われています。危険な船旅をし、この海峡を越えてたどり着いた先の海、そこは穏やかに感じられて……。

 いろいろな地名の由来を辿ることで、地図帳を使って他の地名を探したくなるなど、次なる学習活動にも繋げていきやすくなります。授業中の話の流れが分かる動画を公開しておりますので、こちらからぜひご覧ください。

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