地理の授業ネタ ひまわり栽培とウクライナ、宗教禁忌の抜け道

ひまわり畑 授業ネタ
画像出典:photo by Theo Crazzolara
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授業ネタの動画投稿のお知らせ:「旧ソ連」

 sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。

 今回は、「農林水産業」や「旧ソ連地誌」で扱うと効果的な小話です。中学社会でも「世界の農業」「ヨーロッパ州」などで使えます。地理総合における大項目B(1)「生活文化の多様性と国際理解」や、地理探究における大項目A(2)「資源、産業」や(5)「生活文化、民族・宗教」、大項目B(2)「現代世界の諸地域」でも活用できそうです。

実践の概説

 現在、社会情勢的に大きな注目を集めているウクライナ。教科書にも載ることになるであろう大規模な出来事が起こっています。そんな国に関する授業ネタとして、ひまわり栽培についての話から生徒に興味を持たせます。

 ウクライナは、農業に関しては肥沃な黒色土壌のチェルノーゼムを用いた企業的農業、鉱工業に関してはドネツ炭田やクリヴォイログ鉄山によるドニエプル工業地域……など、トピックの多い国です。面積もロシアを除けばヨーロッパ最大で、非常に重要な国です。

 そんなウクライナは、ひまわりという作物の生産トップの国。あまり栽培作物としてイメージされにくいひまわりですが、一体何に使うのか? そして、ひまわりの原産地は北アメリカ。もともと原産地だったわけでもありません。それが栽培されるようになった経緯は、宗教の話にも関わってきます。

 宗教的な抜け道を探した、人々の普遍的な「ラクしたい」気持ち。現在の世の中は、昔の人の「ラクしたい」気持ちで作られてきました。地理や歴史を通してそれらを知ることは、自分たちの生き方や未来の予測をする上で非常に役立ちます。

 授業の流れを、画面キャプチャも交えて動画にしています。教材提案だけでなく授業中の話し方も感じていただけるものになっているので、こちらからぜひご覧ください。

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