授業ネタ:自分にとって「住み良い場所」をGISで可視化

住みたい場所GIS 授業ネタ
ArcGISを用いて当方(sogeo)作成
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授業ネタの動画投稿のお知らせ:「地図(GIS)」

 sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。

 今回は、「地図」、特にGISの単元で扱うと効果的な小話です。地理総合における大項目A(1)「地図や地理情報システムと現代世界」でも活用できそうです。

実践の概説

 GISの指導は、地理総合の柱としてとても重要。生徒にも、いろいろなところでGISが使われていることを実感してもらい、人生を豊かにするツールとして扱えるように授業を行っていきます。ただ、どうしても身近なものとして感じにくい生徒もいるかもしれません。

 そこで、自分ごととして捉えてもらうために、「大学に進学したときの一人暮らしの場所」「将来、大切な家族と暮らすための場所」が、自分にとって後悔のない選択になるよう、自身の住みたい場所を可視化してみる、という使い方を紹介します。

 

 ArcGISは専門的で、どうしても重いツールですので、授業中に実際に触ってみることは難しいと思われます。あくまで事例の紹介にしておいて、操作を試すのはまた別の機会に、使いやすいWebGISツールなどを扱うことになるでしょう。

 地理総合で教えるGISは、それぞれのソフトの操作方法を教え込むものではないと感じます。いつか生活を豊かにするための手段として、「そういえばこういう方法があったな」と感じてもらうことで、
将来自分で活用できるようになってもらうことが理想です。

 生徒に、主体的な学びへ向かわせる意欲を持たせるきっかけを与える授業展開です。題材の提案だけでなく、実際の授業中の話し方を感じていただける動画をアップロードしています。こちらからぜひご覧ください。

  また、こちらの記事「地理の授業ネタ 自分にとって最強の場所探し」でも関連する内容を扱っています。併せてご覧ください。

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