授業ネタの動画投稿のお知らせ:ヨーロッパ、民族・宗教
sogeoです。授業動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。
今回は、高校地理Bの「民族・宗教」や「ヨーロッパ地誌」のテーマなどで使える小話です。地理総合における大項目B(1)「生活文化の多様性と国際理解」のテーマや、地理探究における大項目A(5)「生活文化、民族・宗教」、大項目B(2)「現代世界の諸地域(ヨーロッパ)」などで扱える内容になっています。
実践の概説
ヨーロッパの民族・宗教分布は少し複雑ですが、まずは1:1:1で主要民族を捉えたあと、他の少数民族や例外的地域を見ていくことになります。最初の一手として、「V字の楔」を打ち込んで比較することから教え始める、という実践になっています。
大きく北部、南西部、東部に分かれる主要民族と、それぞれに多い宗派。その対応を可視化すると同時に、民族分布と宗教分布ではV字の深さが違うことに気付かせます。その背景には、とある宗派の布教熱の高さ、さらにそこから世界の植民活動のことへも話を広げることができます。
あの鎖国していた日本でさえ貿易関係を持っていた国の、国民性や宗教的特色の話にもつなげていくことができます。授業の流れを、画面キャプチャも交えて動画にしています。教材提案だけでなく授業中の話し方も感じていただけるものになっているので、こちらからぜひご覧ください。
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