地理の授業ネタ リカードの比較生産費説

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授業ネタの動画投稿のお知らせ:貿易

 sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。前後編に分かれています。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。

 今回は、高校地理の「流通と消費(貿易)」の導入で扱うと効果的な小話です。中学社会でも「第三次産業」を学ぶときに使えそうです。地理探究における大項目A(2)「資源、産業」などでも活用できそうです。

実践の概説

 世界では自由貿易が進められています。それぞれの国の得意な製品をお互いに売買することで、いろいろな食べ物や工業製品が手に入り、便利な生活が実現しています。服のタグにも「Made in 〇〇」と日本以外の国が記されていることも多く、熱帯で取れるバナナが食べられたりしています。

 世界では自由貿易が推進されています。できるだけ貿易は、関税などの障壁を少なくして活発に行っていこうという状態ですが、その根っこにある1つの考え方として、リカードの提唱した「比較生産費説」というものがあります。貿易の単元の導入として、これを紹介していきます。

 どこをとっても絶対的に優れている、神のような存在がいたとしても、「そいつに全部やらせておけば良いや」と思っていると、実は損をしたりします。また、「自分なんて」と落ち込まなくても、より全体に貢献する方法もあります。比較優位という考え方に触れることで、これからの生き方にも応用させることができるので、生徒指導などにも活用させられると個人的には感じています。YouTuberの仕事などにも触れながら動画で説明しています。

 得意分野に特化しすぎることのデメリットなどについても扱い、生徒に意見を挙げさせる授業展開も可能です。授業中の話し方が分かる動画をアップロードしていますので、こちらからぜひご覧ください。

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