動画投稿のお知らせ:社会科の選択に関して
sogeoです。普段は、授業で話すと興味を引けるネタ・小話の動画をアップロードしていますが、今回は社会科の科目選択などで使える内容の動画を作成し、「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。地理と歴史の勉強の進み方について、教員が把握していると役立つ考え方かと思います。こちらから動画販売ページに移動することができます。教員の方に、うまく活用していただければと思います。
内容の概説
理系は地理を選択した方が良い、文系は世界史と日本史、といったことがよく言われてきました。これらを鵜呑みにして、何も考えずに科目選択をしてしまうよりは、「どうしてそう言われるのか」という科目の特徴を生徒に伝えておくことが大切でしょう。
「地理は勉強時間が短くてもそこそこの点数が取りやすい。よって数学や理科に時間を割かなくてはいけない理系は地理にしておいた方が良い」ということだとは思うのですが、どうして地理はそこそこの点数が取りやすいと言われるのか? そのあたりを、理屈で捉えてみましょう。↓のような図を描いていきながら、動画で説明しています。
もちろん他にも、地理は科学的な知識が生きることもあるから、といった理由や、文系学部は地理では二次試験を受けられないところもある、といった背景も存在するので、しっかりと受験を意識するときにはもっと考える必要が出てきます。究極的には「好きなものを選ぶ」のが良いと思いますが、それが分からず悩む生徒には、科目と勉強法の特徴を意識させるのが良いでしょう。
世界史探究などの科目選択前だけでなく、地理総合の学習の早い段階などで意識させても良いかもしれません。歴史総合が少しこれまでの歴史科目とは異なる性質ですので、そのあたりも加味する必要はありますが。生徒への話し方や板書の様子が分かる動画をアップロードしていますので、こちらからぜひご覧ください。
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