地理の授業ネタ ジャイナ教とマスク姿

ジャイナ教徒 授業ネタ
画像出典:photo by Güldem Üstün
スポンサーリンク

授業ネタの動画投稿のお知らせ:「宗教」「南アジア」

 sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。

 今回は、「民族・宗教」や「南アジア地誌(インド)」で扱うと効果的な小話です。中学社会でも「世界の宗教」「アジア州」を学ぶときに使えそうです。地理総合における大項目B(1)「生活文化の多様性と国際協力」や、地理探究における大項目A(5)「生活文化、民族・宗教」、大項目B(2)「現代世界の諸地域」などでも活用できそうです。

実践の概説

 コロナ禍で、マスク姿が当たり前になりました。そこで、そのことを題材に、世界のいろいろな文化を理解していく授業を展開します。コロナ以前からマスクをしていた、とある宗教のお話です。

 ジャイナ教という宗教は、徹底した不殺生のためにマスクをしています。生き物の命を奪わないためにマスク、というのはどう繋がるのでしょうか? 私たちはあまり想像できないような理由で実践されています。

 他にも、地面を掃く箒を持ち歩いていたり、裸足の人が多かったりというのも不殺生に繋がります。また、物を所有しないようにする、という戒律を強く守っている人の中には、服を着ない人もいるとか……。

 それだけ厳しそうな宗教なのに、寺院はかなり煌びやかな見た目をしています。派手な宝飾品との結びつきはあまりなさそうに見えますが、実はそうなるのも必然。そもそもどんな仕事をすることが可能なのか? とか、いろいろ生徒に考えさせてみましょう。

 実際の授業中の話し方を感じていただける動画をアップロードしています。こちらからぜひご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました