地理の授業ネタ 新大陸と野菜:「玉蜀黍」について

とうもろこし 授業ネタ
画像出典:photo by Shinichi Watanabe
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授業ネタの動画投稿のお知らせ:農業、アメリカ州

 sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。

 今回は、高校地理の「農林水産業」「アメリカ地誌」で扱うと効果的な小話です。中学社会地理的分野の「日本の産業(農作物)」でも使えそうです。地理総合における大項目B(1)「生活文化の多様性と国際理解」などでも活用できます。

実践の概説

 新しい場所からやってきたものは、受け入れられるまでに時間がかかったりします。「異文化理解」の重要性にも関わってきますが、時代が進んでから開拓が進んだ新大陸(アメリカやオセアニア)から伝来してきたものは、私たちの生活に馴染むまでには紆余曲折がありました。

 今回は農作物に関して、誰もが知っている作物である「玉蜀黍」をテーマにして授業を展開します。……難読漢字が読める生徒がいるかどうか、教室で試してみてください。16世紀に新大陸からやってきたこちらの作物に、このような漢字があてられるようになるまでのエピソードを伝えていきます。

 異文化が入り込むまでの過程を感じるほか、理科の生物学的な学習に発展させるきっかけにもなりうるので、教科横断的な学習にもつながりそうです。授業中の話の流れを直接感じていただける動画をアップロードしていますので、こちらからぜひご覧ください。

 他にアメリカからやってきた野菜として、トマトやジャガイモの話も題材として扱えます。こちらも、また別の記事で扱う予定です。じゃがいもについては、こちらの記事「地理の授業ネタ 新大陸と野菜:じゃがいもは処刑された」をご覧ください。

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