地理の授業ネタ 領海をわざと削る?

津軽海峡 授業ネタ
画像出典:海上保安庁
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授業ネタの動画投稿のお知らせ:日本の領域

 sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。

 今回は、中学社会地理的分野の「日本の位置と領域」で扱うと効果的な小話です。高校地理の「国家(領域)」でも使えそうです。地理総合における大項目B(2)「地球的課題と国際協力」、地理探究における大項目C(1)「持続可能な国土像の探求」などでも活用できそうです。

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実践の概説

 領海は、沿岸部から12海里までとなっています。しかし、日本の中にはいくつか、領海を12海里よりも短い範囲に設定している場所が存在します。それが、特定海域と呼ばれる海峡です。国の領域をわざと狭くする、そんな身を削る行為に、一体何のメリットがあるのでしょうか?

 一見非合理に見えることが重要な意味を持つことがあります。 小学生のときにも聞いたことがあるであろう「非核三原則」も登場し、生徒は知識が繋がる感覚を得てくれます。授業中の話の流れを感じていただける動画をアップロードしていますので、こちらからぜひご覧ください。

 また、それによって生じる「公海」という場所についても考えを深めていくことが可能です。そちらの授業展開例はこちらの記事「地理の授業ネタ 公海、TAJIMA号事件」をご覧ください。

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