地理の授業ネタ 塩水と家畜

草原と羊 授業ネタ
画像出典:photo by Dmitry Djouce
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授業ネタの動画投稿のお知らせ:オセアニア

 sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。

 今回は、高校地理の「オセアニア地誌(オーストラリア)」で使える小話です。中学地理の「オセアニア州」でも使えます。地理総合における大項目B(1)「生活文化の多様性と国際理解」や、地理探究における大項目B(2)「現代世界の諸地域」などでも活用できそうです。

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実践の概説

 オーストラリアの農業の話をするときに必ず扱う、大鑽井盆地(グレートアーテジアン盆地)。被圧地下水があるため、掘れば水が自噴します。乾燥しているオーストラリアにとっては恵みの水……と言いたいところですが、塩分が含まれているため、飲み水にしたり畑に撒いたりすることは難しいのです。そこで、この水はヒツジの飲み水にしています。

 羊に塩水を飲ませるのは虐待ではないのか、可哀想では、と思う人もいるかもしれません。しかし実は、ヤギやヒツジの生態を考えると、むしろ好都合なんだそう。かつてヨーロッパでは、その性質を利用した拷問もあったんだとか……。

 題材の提案だけでなく、授業中の話の流れを感じられる動画をアップロードしていますので、詳細はこちらからぜひご覧ください。

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