授業ネタの動画投稿のお知らせ:授業開きなどで
sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。
今回は、私が地理の授業開きで話しているテーマです。高校地理の「地形」や、中学の「関東地方」などで扱うことも効果的な小話です。地理総合の大項目A「地図や地理情報システムで捉える現代世界」や、地理探究における大項目C(1)「持続可能な国土像の探求」などでも活用できそうです。
実践の概説
地理とはどのような科目か、と問うてみると、生徒の中には、「都市名などを覚えるのが大変」といった認識を持っている人もいるようです。これに対して、「地理はこういう時に役立つもので……」などと説いても、正直、アレルギーのある者には響かないものです。そこで、「ラクして生きていきたいなら地理が良いぞ」と言うと、結構食いついてくれます。
今の世の中の姿は、昔の人が「こんな生活ならラクだな」と思って形成してきたものです。都市のできている場所、工業のできかた、いろいろな事柄において、「コストを少なく、合理的に」なるように作られています。昔の人の「ラクして生きる方法」が詰まっているのが地理。これからラクして生きたいなら地理は役に立つぞ、と伝えてから地理の授業を展開しています。今回はその一端を、関東平野を題材にして伝える内容になっています。
授業中における「地理院地図」の使い方も含め、授業中の話し方も感じていただける動画をアップロードしていますので、こちらからぜひご覧ください。
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