地理の授業ネタ 日本のマンガ文化は気候のおかげ?

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授業ネタの動画投稿のお知らせ:気候

 sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。

 今回は、高校地理の「気候」の途中などで話せそうな小話です。中学社会で「日本の自然環境」を学ぶときにも使えそうです。地理総合における大項目B(1)「生活文化の多様性と国際理解」のテーマなどで、自然環境と生活文化に関する内容を扱うときにも活用できそうです。

実践の概説

 日本はCfa(温暖湿潤気候)、最暖月平均気温が22℃を超えて夏は非常に暑く、逆に冬場はかなり冷え込みます。気温や降水量が比較的安定している、ヨーロッパなどのCfb(西岸海洋性気候)が羨ましく感じられます。ですが、夏と冬の気温差によって得られている恩恵についても考えてみてはどうでしょう。

 すぐに思いつくのは、外国人観光客が日本の風景を魅力的に感じてやってきてくれること(今はコロナ禍ですが……)。四季で姿を大きく変える日本の風景は世界に誇ってもよいものでしょう。ただ、他の点……一見すぐには関係性が見つからないようなところでも、気候の恩恵が存在しているのではないか、という示唆をします。それが、日本のマンガ・アニメなどの文化への貢献です。

 あくまで推測にしか過ぎない話ですが、生徒たちに「言われてみれば関係しているのかも?」と思ってもらえるような内容を、こちらの動画で話していますので、ぜひご覧ください。

 ジャパニーズカルチャーと呼ばれる、生徒たちも好きな人が多い身近な創作物に意識を向けさせることで、日本の国土の良さを見つめなおすきっかけになればと思います。内部で生活していると、当たり前のこととして意識しなくなってしまいますが、実は恵まれているといえるのかな、と感じてもらえれば、十分な成果だろうと考えています。

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