動画投稿のお知らせ:地理総合の授業づくり
sogeoです。2022年度から始まる地理総合の授業を担当する教員向けに、地理総合の各授業で話すと効果的な内容について、授業時のコツなどを紹介する動画シリーズを投稿しています。
今回は第18回。地理総合の柱B「生活文化の多様性と国際理解」の内容の10回目です。こちらから動画販売ページに移動することができます。前後編に分かれています。地理を教え慣れている教員の方も、初めて地理を担当する教員の方にも、うまく活用していただければと思います。
実践の概説
第18回では、気候分野の重要な内容であるケッペンの気候区分を扱います。アルファベットと日本語の気候区分名称、そしてその分類基準(フローチャート)など、世界の気候を分析する上で重要なところです。
地理総合では、産業分野(農業)についてはあまり深掘りされておらず、地誌も選択制なので、正直、ケッペンの気候区分の判別を地理総合でここまで細かく扱うとは……という印象ですが、教科書にはしっかり掲載されているので、扱っていきます。
動画で取り上げている授業ネタとしては、以下のようなものがあります。地図やGISの単元との関連性も深いので、いろいろと結び付けて教えていけそうです。
- あくまで植物の視点。植物の種類が変わるところで記号を付与。
- ケッペンはウェゲナーの義父
- A~Eは、正直適当に、順番に振っただけの記号。赤道から極方面へ、植生の変化ごとに
- 大文字、小文字に注意! 樹林気候は小文字で少雨の時期を示す言葉の頭文字を。
- ドイツ語だけど、英単語で考えてもそんなに支障はありません
- 熱帯は「暑い気候」というよりは「寒い時期のない気候」
- r 切片と傾き(乾燥限界のグラフの意味と、数種類必要な理由)
- ↑地理Bでもほとんど出ない細かい知識だったので、あまり必要ないかも
こちらからぜひご覧ください。地理総合の授業づくりの一助となれれば幸いです。今後も活動を続けられるよう、何卒ご支援をよろしくお願いいたします。
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