動画投稿のお知らせ:地理総合の授業づくり
sogeoです。2022年度から始まる地理総合の授業を担当する教員向けに、地理総合の各授業で話すと効果的な内容について、授業時のコツなどを紹介する動画シリーズを投稿しています。
今回は第16回。地理総合の柱B「生活文化の多様性と国際理解」の内容の8回目です。こちらから動画販売ページに移動することができます。前後編に分かれています。地理を教え慣れている教員の方も、初めて地理を担当する教員の方にも、うまく活用していただければと思います。
実践の概説
第16回では、自然地理の二大巨頭である気候の単元に入ります。地形や気候は、人間が少し何かしたくらいでは書き換えられない、ダイナミックなもの。人間たちはそれに適応しながら、少しでも「ラクしたい」という想いを叶えながら、今日の生活文化(衣食住)や産業を作り出してきました。
人々の生き方を紐解くために欠かせないサイエンス的な視点として、気候の単元は重要です。まずは気候を構成する気候要素について考えていきます。暑い寒いは、面倒に感じることもありますが、実はいろいろなメリットを享受して私たちは生活しています。
動画で取り上げている授業ネタとしては、以下のようなものがあります。地図やGISの単元との関連性も深いので、いろいろと結び付けて教えていけそうです。
- 「気象」と「気候」?
- ↑東京でいきなり「大雨が降る」はあっても、「砂漠になる」ことは……
- 気候要素は「熱」「水」「風」の三属性
- 近い緯度でも、ローマと帯広の2月の風景を比べると……
- 大気の大循環を先に扱う方が素直かもしれない(教科書とは逆かも)
- 寒極のオイミャコン、なぜ人が住む? 夏の気温はまた別のお話。
- 比熱の違い、陸地はフライパン、鍋で沸かすお湯
- 日本のマンガ、アニメ文化の成長は、気候のおかげもあるといえる?
こちらからぜひご覧ください。地理総合の授業づくりの一助となれれば幸いです。今後も活動を続けられるよう、何卒ご支援をよろしくお願いいたします。
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