動画投稿のお知らせ:地理総合の授業づくり
sogeoです。2022年度から始まる地理総合の授業を担当する教員向けに、地理総合の各授業で話すと効果的な内容について、授業時のコツなどを紹介する動画シリーズを投稿しています。
今回は第14回。地理総合の柱B「生活文化の多様性と国際理解」の内容の6回目です。こちらから動画販売ページに移動することができます。前編と後編に分かれています。地理を教え慣れている教員の方も、初めて地理を担当する教員の方にも、うまく活用していただければと思います。
実践の概説
第14回では、これまでの地形学習を踏まえて、それを紙面上に表記する「地形図」について扱います。今回はその基礎的事項として、ルールである縮尺や等高線、地図記号の話を概説します。次回は実際にウェブ地図「地理院地図」「今昔マップ on the web」などを活用していくことになります。
地形図の授業をするための知識を身に着けたり、あるいは生徒自身に調べさせたりする状況において、地形図作成機関である国土地理院のホームページは最高の教材になります。とりわけ地形図については、キッズページにて、学習段階ごと丁寧で分かりやすい解説がなされており、たいへん便利です。
動画で取り上げている授業ネタとしては、以下のようなものがあります。地図やGISの単元との関連性も深いので、いろいろと結び付けて教えていけそうです。
- 地理院地図のホームページを活用しよう
- ↑地図記号は、実際の風景写真も示してくれる!
- 円筒くるくる、ユニバーサル横メルカトル(UTM)図法。地理総合では……
- 三角点や水準点から、電子基準点の時代へ
- 縮尺の考え方。もし「1分の1地形図」というのがあったとしたら……?
- 50000分の1地形図は、引きの地図。主にどんな場所で使う?
- ↑等高線、濃すぎたらどうなってしまうか……
- 手を机に置く。なんなら手の甲に水をぶっかける。尾根と谷、見晴らしと川筋
- 地図記号の由来説明は、いろんなところに情報があるので調べ学習にも
- ルールは必要に応じて変わるもの。廃止された地図記号、追加された地図記号も
こちらからぜひご覧ください。地理総合の授業づくりの一助となれれば幸いです。今後も活動を続けられるよう、何卒ご支援をよろしくお願いいたします。
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