動画投稿のお知らせ:地理総合の授業づくり
sogeoです。2022年度から始まる地理総合の授業を担当する教員向けに、地理総合の各授業で話すと効果的な内容について、授業時のコツなどを紹介する動画シリーズを投稿しています。
今回は第10回。地理総合の柱B「生活文化の多様性と国際理解」の内容の2回目です。こちらから動画販売ページに移動することができます。前編と後編に分かれています。地理を教え慣れている教員の方も、初めて地理を担当する教員の方にも、うまく活用していただければと思います。
実践の概説
第10回では、「大地形」のうち「造山帯」のテーマを扱います。新期造山帯や古期造山帯といった言葉は、地理総合の教科書では扱いが小さめで、コラムのようなところに配置されているケースが多いです。実際の山の名前などまで深入りするのは、地理探究に回すことになりそうです。
ただ、地形の形成された時期を押さえることで、産出する資源との関係性などを紐解くことができるので、ある程度説明した方が良いかと個人的には考えています。厳密な説明ではなく、とりあえずイメージを持てるようになることを優先しているので、正確ではない部分も含まれますのでご了承ください。時間数との兼ね合いは必要ですが、理科系の教員と連携するのも可能かと思われます。
動画で取り上げている授業ネタとしては、以下のようなものがあります。
- 新期造山帯、古期造山帯の扱いは小さくなった
- 災害だけでない、恵みの存在も。多角的な考えを持つ
- 地熱で発電を押したくても、それより前から人々は違う活用をしていたため……
- 石油、石炭、鉄鉱石の産出との関係性を模式図で
- 石油は液体なので逃げる可能性がある。褶曲構造について
- 各大陸の高度別割合を分析してみる
こちらからぜひご覧ください。地理総合の授業づくりの一助となれれば幸いです。今後も活動を続けられるよう、何卒ご支援をよろしくお願いいたします。
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