地理総合の授業のコツ 第9回(全54回) 自然環境① 大地形1

地理総合9 教材作成
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動画投稿のお知らせ:地理総合の授業づくり

 sogeoです。2022年度から始まる地理総合の授業を担当する教員向けに、地理総合の各授業で話すと効果的な内容について、授業時のコツなどを紹介する動画シリーズを投稿しています。

 今回は第9回。地理総合の柱B「生活文化の多様性と国際理解」の内容の1回目です。今回からは、生活文化が形成されるベースとなる自然環境について扱っていきます。こちらから動画販売ページに移動することができます。前編と後編に分かれています。地理を教え慣れている教員の方も、初めて地理を担当する教員の方にも、うまく活用していただければと思います。

実践の概説

 第9回では、まずは「大地形」のうち「営力」「変動帯」のテーマを扱います。人々の生活文化を学ぶことで自らの生き方にも応用させる地理総合。人間がちょっと何かしたくらいでは変更することができない雄大な力、自然環境に適応しながら、人々が「ラクに生きたい」という思いで生活様式が作られてきたことを認識させます。このような流れで、生活文化を学ぶベースとしてまずは自然環境を学んでいくことにする、という道筋を示します。

 自然環境を学ぶ1回目として、大地形の基礎、営力と変動帯(プレートテクトニクス)を学習します。サイエンス(特に地学)に寄った内容ですので、社会科教員は苦手としやすい部分かもしれませんが、後半の柱C(1)自然災害と防災にも関わる内容なので、重要になります。

 動画で取り上げている授業ネタとしては、以下のようなものがあります。

  • ラクして生きるために作られる「生活文化」
  • 奇跡の凸凹のおかげで生活できる私たち
  • 世界最高峰は1つとは限らない
  • Pangaea / Pangea、すべての大地
  • 新期造山帯、などの扱いは地理Bより縮小
  • サンアンドレアス断層を悪用する敵役のこと
  • 地理総合の教科書後半の防災と絡め、順番の前後も一案。

 こちらからぜひご覧ください。地理総合の授業づくりの一助となれれば幸いです。今後も活動を続けられるよう、何卒ご支援をよろしくお願いいたします。 

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