地理総合の授業のコツ 第5回(全54回) 世界の結びつき① 国家

地理総合5 教材作成
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動画投稿のお知らせ:地理総合の授業づくり

 sogeoです。2022年度から始まる地理総合の授業を担当する教員向けに、地理総合の各授業で話すと効果的な内容について、授業時のコツなどを紹介する動画シリーズを投稿しています。

 今回は第5回。地理総合の柱A「地図や地理情報システムで捉える現代世界」の内容の5回目です。今回からは、地図と地理情報の中身に続いて、「世界の結びつき」のテーマになります。こちらから動画販売ページに移動することができます。前編と後編に分かれています。地理を教え慣れている教員の方も、初めて地理を担当する教員の方にも、うまく活用していただければと思います。

実践の概説

 第5回では、これまでの地図の内容も踏まえて、世界の結びつきを扱います。交通の技術向上とグローバル化の進展で、地球は小さくなっていると言われます。社会問題は世界規模で協力して考えることも多くなり、これからの地球的課題解決に役立つ人材を育成することも地理の役目です。

 今回は、世界を捉えるうえでの基本単位である「国家」について考えていきます。国家の要素や、領域に関わる問題などを取り上げます。基礎的な用語などは、中学でも扱っていることも多いですが、派生していろいろなテーマ(政治や世界地誌)に広げやすく、探究活動にもつなげやすい内容です。1時間だけでなく、もっと時間数を取って、生徒の意見も取り入れながら深められる内容だと思いますので、各教員の工夫がそれぞれ光りそうです。

 動画で取り上げている授業ネタとしては、以下のようなものがあります。

  • 世界の独立国、日本の認識だと1つ足りない……?
  • 「今ここで〇年〇組王国を作ります!」 ←認められる? 国家の三要素
  • 国家とその承認、小さなとある国
  • 国連非加盟の理由、世界からの忖度を避ける忖度
  • 領海は12海里、ではないこともある
  • 領空も認めなかったら、体育の授業の持ち物が……
  • 沖ノ鳥島の排他的経済水域の計算。護岸工事もうなずける。
  • 自然的国境を題材に、Web地図に触れる機会にしよう

 こちらからぜひご覧ください。地理総合の授業づくりの一助となれれば幸いです。今後も活動を続けられるよう、何卒ご支援をよろしくお願いいたします。 

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