授業で使えるツール レイヤー機能付きpdf

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動画投稿のお知らせ:地誌学習を支えるファイル

 sogeoです。授業に役立つツールの使い方を紹介する動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。

 知識偏重の授業は、生徒も教員も疲れます。ただ、どうしても受験を意識すると、最低限覚えなくてはいけない事柄(国の場所や地名・地形・都市など)があるのも事実。このバランスはなかなか難しい問題です。

 基本的な知識の教授はしますが、やはり授業中はできるだけ地理や社会に対して興味関心を持ってもらえるような、教員がいるからこそ展開できる話をする時間にあてた方が、せっかく生徒と教員が同じ時間と場所を共有している意味があるというものです。基礎的な事柄は自学自習に委ねる判断も重要でしょう。それを助けるファイルを作成してみました。

実践の概説

 教科書や参考書には必ず、「山や川などの自然地形が描かれた地図」「国の位置と名前が描かれた地図」「都市の名前と場所が描かれた地図」……地図上で把握しておいた方がいい事柄に関してまとめられた地図が掲載されています。共通テストでは地名を聞かれるものは少ないですが、やはり特徴を把握するためには、名称というものが記憶のためのアンカーになります。地誌学習では、最低限は地名も知っておいたほうが良いでしょう。

 しかし、紙面上に書き記せる情報量には限界があります。見にくくならないところで留めるためには、地図が何枚も分かれてしまったりしますね。これが1つのデータにまとまっていれば、いつでもそのデータを参照するだけで復習ができます。そこで、表示したい情報を切り替えることができる、レイヤー機能付きpdfを作成し、生徒の自学自習教材としてみました。

動画に音声は入っていません。

作成方法について

 このpdfファイルは、Adobe Illustratorを使用して作成しています。作成や共有の方法について、画面キャプチャも交えてこちらの動画で紹介しています。容量の都合上、3本立てになっています。ぜひご覧ください。

 また、データを作成する時間が取れない方もいらっしゃるかと思いますので、こちらのpdfデータの配付を検討しています。その件については、「ブログ:地誌学習用レイヤーpdfデータの配付」の記事もご覧いただけましたら幸いです。

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