Googleスライドを活用した「本の紹介」
sogeoです。授業に役立つツールの使い方を紹介する動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。今回の内容は、地理に限らず多くの教科で活用できるものではないかと感じています。
一斉授業をしていくなかでは、生徒の学力レベル差や進度の兼ね合いを考える必要があります。そのため、もう十分習得しているから更に発展的な内容を学習したい生徒や、逆にまだまだ基礎が整理できていない生徒も出てきてしまいます。
そこで、「もっと発展的に学習したい人はこんな本を読むといいですよ」「基礎を押さえるにはこの本なんかも使ってみると良いですよ」と、学習レベルに応じて書籍を紹介することが有効な手段の1つになります。生徒のレベルに応じたきめ細やかな指導をすることに繋がります。
また、教員が教材研究をする過程で興味を引かれた本も、生徒に紹介することで、意欲的な自学自習に繋がります。そういった、書籍の紹介をするにあたって、オンラインシステムを活用することで便利になるのではないか、という提案をさせていただきます。
実践の概説
紹介したい本と出会ったときに、毎回毎回時間をとって話をするのは難しかったりします。長期休暇中などに良著にめぐり合い、時間のある休暇中に生徒に読んでもらいたいというときもあるでしょう。
そういった課題を解決するために、Googleスライドを活用する、ということを考えてみます。「YouTubeの再生リストを活用」と発想自体は同じなのですが、あらかじめ生徒にGoogleスライドの共有リンクを伝えておくことで、生徒はそこにアクセスすれば、教員が随時追加する本の紹介を見ることができるようになります。
1つのハコにアクセスできるようにしておくことで、中身が追加されればそれがすぐに反映されていくため、便利です。Googleドキュメントなど、共有できるものであれば何でも良いのですが、本はその外観(表紙など)も伝えられた方が良いかと思うので、画像も扱いやすいGoogleスライドを推奨しています。1枚のスライドが完成すれば、あとはそれをコピーして増やし、本のタイトルや著者名、発行年、出版社などの情報と画像を差し替えれば、中身を増やしていきやすいのも利点です。
画面キャプチャも交えて、詳しい操作法をこちらの動画で紹介していますので、ぜひご覧ください。
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