授業で使えるツール YouTube再生リストの活用

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動画投稿のお知らせ:YouTube再生リストについて

 sogeoです。授業に役立つツールの使い方を紹介する動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。今回の内容は、地理に限らず多くの教員が活用できるものではないかと感じています。

 YouTubeなどの動画サイトが広く浸透してきて、動画授業などの数も世間的に増えてきました。無料でいろいろな学習ができるため、発展的学習や基礎の復習など、いろいろな場面で役立ちます。教員として日々仕事をしながら、生徒一人ひとりに合わせた教材を用意するのは時間的な限界もあるので、そこはうまく、ほかの人が作った動画教材を活用していけば良い。そんな発想で生まれたのが「再生リストを活用する」当実践です。

実践の概説

 あらかじめ「再生リスト」を作っておき、その共有URLをQRコード化して、授業プリントの隅に載せるなどして生徒に前もって伝えておきます。その後、有用な動画を発見したら、適宜その再生リストの中に追加しておけば、生徒がQRコードにアクセスした際に、その動画が新しく入っていて視聴することができる、というものです。もちろん、授業で話し切れなかった内容を補足する動画を自分で作成して入れても構いません。

 授業では話しきれない、あるいは教員でも完全には把握しきれていないような深い知識も、世の中ではそれを専門として、動画を作ってくれている方がいるものです。地理ではとくに、自然地理においては地学・化学・物理学などの知識が必要なこともあり、また人文地理では都市工学や民俗学など、範囲が多岐にわたります。

 一人の教員がすべてをカバーしきるのは難しいですから、得意な人が作成してくださっている動画を頼りにしても何の問題もありません。「ほかの人に頼らず自分だけで生徒に教えるんだ」という妙なプライドで、生徒の学習の幅を狭めてしまうことには、百害あって一利なしです。私は「人の褌で横綱目指す」をモットーにして、最終的に生徒の学習力・情報収集力を高めることに貢献していければと思っています。

 社会に出たら、自分ひとりだけで解決できない問題もたくさんあります。得意な人の力を借りながら、自分の得意な分野で力を発揮したら良い、というメッセージにもなるでしょう。今回の再生リストの方法は、実際に動画を作成した人のチャンネルの再生数に貢献することができるので、自分の手柄として横取りするようなことにはなりません。安心して活用していきましょう。

 詳しい操作方法などを、画面キャプチャも交えてこちらの動画で紹介しています。

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