神戸市立博物館にて行われます
sogeoです。地理総合の柱の1つに、「地図」(大項目A 地図や地理情報システムで捉える現代世界)があります。旅行先や部活の遠征先、待ち合わせなど、生徒もいろいろな状況でウェブ地図や案内図などを利用していることでしょう。そんな地図について、伊能忠敬という偉人の話は、地理の授業中のどこかで扱いたいところです。
伊能忠敬の特別展示が、2021年7月10日から8月29日まで、神戸市立博物館で行われます。詳細はこちらのウェブページをご覧ください。コロナ禍ではありますが、検温、消毒、マスクなどの対策を徹底し、偉業を噛みしめながら静粛に展示を見て回ることで、安全に楽しむことができるはずです。
伊能忠敬について
「歩いて測量した人」くらいの認識で止まっている生徒も多いかと思いますが、他にもいろいろなエピソードを有している人物です。これはまた後日、生徒に対する授業中の話し方も分かるような動画を作成して航海する予定ですが、以下に少しだけ列挙しておきます。
- 10代のときに商売で大成功している
- 飢饉の際、彼が治める地域は餓死者を出さなかった
- 漁村の生まれの人物が、肖像画で普通に帯刀している
- 地図作りは実はついでのこと
- 伊能図の完成度が高すぎて、技術の高さから攻め込むのを止めた
などです。よく、人生100年時代の高齢社会になった日本で、手本にされるべき人物だとも言われます。そんな伊能忠敬について詳しくなることで、授業中の持ちネタの1つになるかと思いますので、近隣にお住いの方はぜひ此度の展示をご覧になってはいかがでしょうか。
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