動画投稿のお知らせ:地理総合の授業づくり
sogeoです。2022年度から始まる地理総合の授業を担当する教員向けに、地理総合の各授業で話すと効果的な内容について、授業時のコツなどを紹介する動画シリーズを投稿しています。
今回は第17回。地理総合の柱B「生活文化の多様性と国際理解」の内容の9回目です。こちらから動画販売ページに移動することができます。前後編に分かれています。地理を教え慣れている教員の方も、初めて地理を担当する教員の方にも、うまく活用していただければと思います。
実践の概説
第17回では、気候分野の基礎基本となる大気の大循環について扱います。ここをしっかりと押さえておくことで、今後世界の各地域を学習したり、産業分野について学ぶときにも、自然法則の上に成り立つ人々の行動を分析しやすくなります。試験でもよく出てくる基本メカニズムなので、時間をかけて説明しましょう。
模式図を活用して、気圧帯の移動について説明するとともに、この先扱うケッペンの気候区分も紹介しながら進めていきます。今回は説明の時間が長い回になりますが、各先生方の工夫のもと、うまく生徒に内容を届けていきましょう。
動画で取り上げている授業ネタとしては、以下のようなものがあります。地図やGISの単元との関連性も深いので、いろいろと結び付けて教えていけそうです。
- 太陽光線の角度と熱量
- 「低気圧」「上昇気流」「雨」の3キーワード
- 低気圧帯にいる人は、空気が上昇してなくなっていき、息が吸えなくなるのか?
- なぜ↑↓ではなく↗↙なのか
- コリオリの力の説明はこちらもご覧ください
- 高気圧と低気圧の繰り返しで、「熱」「水」が均等に近づく
- 方向と風の名前。必ずそちら「から」吹く!
- 夏至はおデコが暑い、当時はお尻が暑い
- 2月と8月、雨季と乾季を可視化して考えよう
こちらからぜひご覧ください。地理総合の授業づくりの一助となれれば幸いです。今後も活動を続けられるよう、何卒ご支援をよろしくお願いいたします。
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