教材作成用:Google Earth 全世界の都市一覧データ

Google Earth都市リスト 授業ネタ
画像出典:Google Earth Pro
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動画投稿のお知らせ:Google Earthで利用できるデータについて

 sogeoです。授業に役立つツールの使い方を紹介する動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。

 高校地理で出会いやすい世界各国の都市について、1つのデータファイル(.kmz)をGoogleEarthで開くだけで確認できるようにしました。複数枚の地図を、ページを移動して確認したりしなくても、1つのデータだけで全て完結するので、かさばる心配なども不要です。

 無料でダウンロードできるGoogle Earth Proの、目印機能を用いて作成しています。前後編に分かれており、前編はファイルの紹介、後編は同様のファイルの作成方法を紹介しています。

実践の概説

 無料でインストールできる「Google Earth Pro」を用いて、「目印を作成」する機能から、世界各地の主要都市をプロットしました。首都は赤、人口最大都市は二重丸などの工夫もつけています。通常時は都市名は非表示(「仏2」のように、その国の中で数字を振ってクイズ形式になっている)にしており、クリックすることでその都市の情報や名称が出てきます。

 レイヤー機能で、東アジア、ヨーロッパ、といった各地域ごとに表示をオンオフ切り替えすることが可能です。kml形式のファイルで作成し、最終的にすべてのkmlをまとめたkmzファイルを作成しています。kmlは、地理院地図でも表示できる形式です。

 以前、こちらの記事「授業で使えるツール レイヤー機能付きpdf」で作成したものと似た使い方ができますが、そちらは各地域ごとに複数のpdfファイルが必要で、少しデータ管理が煩雑です。今回作成したGoogle Earthでのデータなら、すべてが1データにまとまっているため、これを見るだけで復習や確認ができます。

 「目印」以外にもパスやポリゴンを重ねることもできるので、実際に生徒に作業させることも可能かもしれません。いずれは、都市だけでなく自然環境(山脈、河川など)についても同じように1データに集約することも検討中です。

 画面キャプチャを交え、データについての概説をこちらの動画で、作成のための操作説明をこちらの動画で紹介しています。ぜひご活用ください。

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