授業ネタの動画投稿のお知らせ:宗教
sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。
今回は、高校地理Bの「民族・宗教」のテーマの導入部分などで使える小話です。中学地理における、世界の生活文化に関する項目でも使えそうです。地理総合においては、大項目の2つ目に位置づけられる「国際理解と国際協力」のテーマなどで使えるかと思います。
実践の概説
無宗教の人が多い日本ですが、ほかの人が信じている宗教を否定することはあってはなりません。しかし、そのように説かれても、普段あまり宗教を信じていない人が多い日本では、ピンとこないままの人も出てしまいそうです。そこで、今回は「あなたって本当に〇校生なの?」という問いかけで揺さぶってみる、という実践をしてみました。
「実は全部ドッキリなんですよ。……と言われたらどうします?」。疑いもせず、呼吸をするかのように過ごしている事項に意識を向けさせることで、なかなか意識しづらい「宗教」に気持ちを向けさせることを狙います。
できるだけ、高校生や中学生でも、学年がある程度上がっている状態の方が効果が増すかと思います。幸い、高校地理において民族・宗教のテーマは教科書的にも後ろの方に配置されているので、タイミングは適しているかと思います。地誌の授業であれば、宗教に関する話題の多い西アジアやヨーロッパなどが使い時でしょう。地理総合は、高1で配置されることがほとんどかと思いますので、少し問い方を変える必要があるかもしれません。
授業の流れを、画面キャプチャも交えて動画にしています。教材提案だけでなく授業中の話し方も感じていただけるものになっているので、ぜひこちらからご覧ください。
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