動画投稿のお知らせ:地理総合の授業づくり
sogeoです。2022年度から始まる地理総合の授業を担当する教員向けに、地理総合の各授業で話すと効果的な内容について、授業時のコツなどを紹介する動画シリーズを投稿しています。
今回は第6回。地理総合の柱A「地図や地理情報システムで捉える現代世界」の内容の6回目です。今回からは、地図と地理情報の中身に続いて、「世界の結びつき」として「国家群」のテーマになります。こちらから動画販売ページに移動することができます。前編と後編に分かれています。地理を教え慣れている教員の方も、初めて地理を担当する教員の方にも、うまく活用していただければと思います。
実践の概説
第6回では、世界の結びつきの2回目として、国家群を扱います。世界の国々は、単独ではなく、いくつかの国と連携して、協力体制を築いています。その中でも特に、身近な地域との結びつきを中心に取り上げていきます。
OECD、UNESCO、UNHCR……地理Bではたくさんのアルファベットの組織が出てきますが、これらを全て扱う必要はなさそうです。地理総合で重要なのは、個別の事例の暗記より、世界全体の法則を探ること。人々は、地球上の理に従って、ある程度合理的に行動します。国家群を形成することの「理」について考えたいところです。
動画で取り上げている授業ネタとしては、以下のようなものがあります。
- 国家群も時代の変化に対応。ASEANやNAFTAも、最近新しくアップデートして?
- OPECとOAPEC、経済色と政治色
- 地図帳で白くなっている地域を発見。西サハラ。モロッコとの関係は……
- EU発足までの流れを確認、地理Bでは重要度が高いが……
- 日本の人口、面積と比較! ヨーロッパが連携する意義
- トゥールーズは個別具体的すぎるか。でも連携の例として。
- Brexitどころか、そもそも? EFTAに残る国々の理由とは。
- ↑共通漁業政策、永世中立、タックスヘイブン……
- 268万円の貯金が、次の年には100円になってしまうレベルの国?
こちらからぜひご覧ください。地理総合の授業づくりの一助となれれば幸いです。今後も活動を続けられるよう、何卒ご支援をよろしくお願いいたします。
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