授業ネタの動画投稿のお知らせ:オセアニア
sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。
今回は、高校地理の「オセアニア地誌(ニュージーランド)」「農林水産業」で使える小話です。中学地理の「オセアニア州」でも使えます。地理総合における大項目B(1)「生活文化の多様性と国際理解」や、地理探究における大項目B(2)「現代世界の諸地域」などでも活用できそうです。
実践の概説
ニュージーランドといえばヒツジ大国。人口の数十倍の羊がいるということで知られていたりします。しかし、未来永劫そんな様子が保たれるかどうかは別問題。ここ35年ほどで、ヒツジの数が大きく減少し、代わりに他の家畜が数を増やしているようです。
家畜の飼育も、やはり人間が行う社会的な営み。経済的に、少しでも「合理的に」「儲けが出るように」「効率よく」やろうとしますので、世界的な需要の変化によって家畜も選択されていきます。無情ですが、仕方ないことなのかも……
数を増やしている家畜は何か。羊が数を減らしているのは、人間社会のどういう変化が原因なのか。そのあたりからニュージーランド地誌の導入にしてみます。授業中の話の流れを直接感じていただける動画をアップロードしていますので、こちらからぜひご覧ください。
コメント