地理の授業ネタ 沖ノ鳥島と経済水域

日本の領海 授業ネタ
画像出典:海上保安庁
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授業ネタの動画投稿のお知らせ:日本の領域、水産業

 sogeoです。授業で話すと興味を引ける小話の動画を「地理の総合力 動画館」にアップロードしました。こちらから動画販売ページに移動することができます。地理を担当することになる教員の方に、うまく活用していただければと思います。

 今回は、中学社会地理的分野の「日本の領域」で使える小話です。高校地理の「国家(領域)」や「水産業」でも使えるでしょう。地理探究における大項目C(1)「持続可能な国土像の探求」などでも活用できそうです。

実践の概説

 日本の最南端の沖ノ鳥島については、小学校で既に学んでいる生徒が多いようです。小さな岩が顔を出しているようなそんな島ですが、波に削られたり海面上昇の影響などで消失してしまう恐れがあるといわれ、それを防ぐために護岸工事を施しています。その額、約750億円だとか。

 この話をすると、生徒は「そんなにお金をかけるほどの価値があるの?」と感じたりします。そこで、沖ノ鳥島があることで日本のものになっている排他的経済水域の面積を計算させることで、重要性に気付いてもらいます。

 ちょっと難しいけど頑張ればできそう、という絶妙な計算になるため、筆算大会が開催され、結構盛り上がります。最終的には、小さな沖ノ鳥島が抱えている経済水域の面積を、日本そのものの面積と比較させます。授業中の話の流れを感じていただける動画をアップロードしていますので、こちらからぜひご覧ください。

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