動画投稿のお知らせ:地理総合の授業づくり
sogeoです。2022年度から始まる地理総合の授業を担当する教員向けに、地理総合の各授業で話すと効果的な内容について、授業時のコツなどを紹介する動画シリーズを投稿しています。
今回は第20回。地理総合の柱B「生活文化の多様性と国際理解」の内容の12回目です。こちらから動画販売ページに移動することができます。前後編に分かれています。地理を教え慣れている教員の方も、初めて地理を担当する教員の方にも、うまく活用していただければと思います。
実践の概説
第20回では、ケッペンの気候区分のうち、熱帯と乾燥帯について掘り下げていきます。今回と次回は、実際の各気候区での人々の生活を確認していくので、いろいろなエピソードを混ぜ込んだり、生徒がパソコンを所有している学校ならインターネットで検索させたり、教員の工夫の余地がたくさんあります。
どのくらいの受験的知識を教えるか、という一つの例として、動画ではその部分の説明を中心にしていますが、生活の様子や工夫を学ぶ調べ学習の時間にしていくことも考えられるので、説明を減らすかどうかは各人で判断していただければと思います。
動画で取り上げている授業ネタとしては、以下のようなものがあります。地図やGISの単元との関連性も深いので、いろいろと結び付けて教えていけそうです。
- 気候と人々の生活は、ビジュアル的な資料も使っていきましょう。
- 赤道の位置は重要! アフリカの細くなるところや、シンガポールや……
- 熱帯は植物がたくさん集まる。僅かな乾燥時期だけでも植物が大きく変わる。
- ↑植物学者のケッペンは、Amを作ることに。
- 台風は、偏西風で曲がるけど……その前に北東貿易風には負けないの?
- 熱帯夜は、熱帯では少ない
- 砂漠での死因に「溺死」はそこそこあるらしい
- 国旗には大事なものをあしらいます。農耕民族と違い、砂漠の民は……
- 暑いときは半袖を着る、というのも常識ではない
こちらからぜひご覧ください。地理総合の授業づくりの一助となれれば幸いです。今後も活動を続けられるよう、何卒ご支援をよろしくお願いいたします。
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